グラフィックデザインと
ＷＥＢデザイン

世の中デザイナーの称されるデザインに携わる業務にも様々なジャンルのデザイナーがいます。建築・設計、経営デザイン、工業デザイン、パッケージデザイン、グラフィックデザイン、WEBデザイン・・・
WEBデザインとグラフィックデザインは比較的近い位置にあり、兼務しているデザイナーもたくさんいます。しかし根本的な思考、視線の違いが紙媒体とＷＥＢでは全く異なります。

グラフィックデザイン
北海道 札幌 旭川

主に印刷物、紙媒体のデザインです。クライアントであります発注者の意向を印刷物という形にするデザインです。配色や雰囲気などクライアントのイメージがある場合は、可能な限りその意向をくみとり思い描くものを印刷物という形に仕上げることが多いです。もちろん相談されたり任せられたりする部分に関しては、デザイナーの経験とセンスでブラッシュアップしたものに仕上げます。印刷物でも特にペラ物と言われるフライヤーやチラシなどは、不特定多数に様々な場所で配布されることも多く、過去の配布で収集したデータなどがなく、デザイナーがクライアントとのヒアリングで感じ取った点を形にすること、主にデザイナーの経験とセンスで作り上げることが多いです。

ウェブ（ＷＥＢ）デザイン
北海道 札幌 旭川

ホームページのデザインです。制作にあたって既存サイトがある場合は、その既存サイトから、既存サイトがない場合はティザサイト（先行公開ページ等）から閲覧者の検索ニーズを掴むことが重要です。どんなキーワードで検索されているのか、検索結果に表示されているのにクリック（訪問）に至っていないキーワードはどれなのか、それを繰り返し対策、チェックすることが、顧客ニーズを掴む第一歩です。またスマートフォン iPhone パソコンの比率データも取得可能です。完成後のサイトでは訪問者のサイト内でのページ移行パターンや滞在秒数も解析できます。このあたりのデータから閲覧者にファーストビュー（最初に開いてスクロールしない表示部分）で閲覧者の目的の情報があるサイトであることを知ってもらいます。ほとんどのサイトで重要ポイントです。
同業種でありましても立地・客層、様々な要因によりましてサイトが増収・増益のために狙うポイントは異なります。それを知ることが出来るのはアクセスデータです。ここを無視したウェブ（ＷＥＢ）デザインは、入手可能な情報を入手しないで作ることになるのですが、データを無視して作られたサイトが多いのも現実であります。

ホームページの配色
北海道 札幌 旭川 webデザイン

ホームページは印刷物と違って同時に見比べることはなく、配色などで他社との差別化を考える必要はありません。最適な色を既存の他社サイトとの差別化のために譲る必要もありません。サイト制作の後先など検索してサイトを見る側には関係ないのです。見る側が先に見るのは、検索上位のサイトからです。しっかりしたコンテンツと戦略そしてＳＥＯ対策を施し競合他社より上位に表示されたら、後発のサイト、後発事業者であっても先に表示され検索者に先に見てもらえる。ここを目指すことをお勧めします。
一般的な色系のイメージに則したベースカラーがベターです。アットホームならオレンジ系、自然なら緑系、高級感なら茶系など人々の先入観にマッチしたカラー・配色が重要です。また濃淡によってもイメージは大きく異なります。
クライアントとディレクションしていて、コーポレーションカラーの扱いについて相談を受けることがよくあります。コーポレーションカラーは、刺し色として使ったりアクセントとして目立たせる。それを装飾し引き立たせるベースカラーや配色が重要な場合が多いです。

赤系

活動的　情熱的　

白系

清潔感　純真　

黄色系

躍動感　注意意識　

ピンク系

愛　恋　優しさ　かわいらしさ

緑系

自然　さわやか　調和

青系

清潔感　誠実　涼しい　都会的

紫系

上品　厳粛　神秘　エレガント

オレンジ系

カジュアル　あたたかい　アットホーム　親近感

黒

高級　シック　重厚

金色系

栄光　高品質

和風な配色　例
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デザインへの制約
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ホームページを制作して、検索してもらい集客につなげようとするには、国内の検索シェア90%を占めるGoogle社の検索結果に上位表示させる必要があります。いわゆるＳＥＯ対策です。これを考える上でGoogle社が考えるユーザービリティを意識する必要があります。そのなかでもWEBデザインで重要なのはサイト容量を軽くすることです。無作為に大きな高画質の画像を使っていては、容量が大きくなり検索順位に悪影響を及ぼします。サイト容量の目安は2.4MB以下と言われています。ファーストビュー以外の画像ならプログラムで遅延読込みとするなどの技もあります。
このdosanko.work サイトでは軽量化を重視して極力 jpg png 画像を使わずに作っています。トップページで 200KB (0.2MB) 以下としており、ページ数が少ないながらも検索上位を獲得しております。
動画の組み込みに関しまして、youtube動画を組み込んでいるサイトがたくさんありますが、2021年youtubeの規約変更に伴い 収益化していないyoutubeアカウントでも毎回ではございませんが、時折動画広告からスタートするようになりました。当社のyoutubeチャンネルでも再生回数が9600回ある動画に限らず最近では公開後数日の100回程度の再生数の動画でさえも広告から始まる事象を確認しております。高額とはなりますが、動画部分をストリーミングサーバーを別途契約するなどの対策が必要なようです。それらの提案も含めたデザインが必要であります。